Wednesday, July 02, 2008

鹿児島のレシピ

鹿児島ではいろいろな素材を食用にするという。土地が痩せていた分いろいろなものを試して創意工夫をしたのだそうだ。その記事だったか、番組だったか、昼は田畑を耕し、夜は行灯の灯火で書いたのだろうか、精細な植物のスケッチのノートのイメージが印象的だった。
ある日ふと、朝昼晩とこれだけの食料で人間はこれだけ行動できるのだということ、燃料効率について感心したことがある。他の俊敏性、瞬発性
や力に優れた動物との差異化のポイント、デクスタリティー等と共にひとつのポイントなのであろうが、鹿児島のレシピは更なる連想を呼んだ。
世に言うダークマターとかダークエナジーというのは実は情報ではないかと思っている。目が光などの電磁波を捕らえるために進化したのでなく、目が「なんとなく」進化していった刺激が光であったように、鹿児島が「なんとなく」生存続けていくために追及していったのが、文字、時間、記録などを介した情報処理であった。光が物質と同様、宇宙の根本的な原理
のひとつであったのと同じように人間、生物が生き残りのために感覚的に利用する情報も光と同様の原理であってもなんの不思議もない。

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